日本私法学会第83回(2019年度)大会のお知らせ【10月5日、6日開催】

日本私法学会第83回(2019年度)大会は、下記のとおり開催されることになりましたので、お知らせいたします。

期日:2019年10月5日(土)・6日(日)
場所:立教大学池袋キャンパス
(〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1)

大会会報・資料

第83回大会の会報(大会プログラム)と資料は以下からダウンロードしてください。

大会次第

I 日本私法学会シンポジウム(10月5日 9時30分~17時00分)
(1)「不動産所有権の今日的課題」
司会者慶應義塾大学教授金山 直樹
東京大学教授森田 宏樹
報告者
1総論:不動産所有権の今日的課題早稲田大学教授吉田 克己
※関連資料  報告内容の詳細版として、NBL1152号4頁所掲の ①「第Ⅰ部 総論」中の「第5章 所有権」、 ②「第Ⅲ部 今日的課題」中の「第1章 不動産所有権の今日的課題」もご参照ください。
2土地所有者が負担すべき責任の限界──土地所有権「放棄(移譲)」制度構築の前提として慶應義塾大学教授田高 寛貴
3不在者財産管理制度の再考慶應義塾大学教授武川 幸嗣
4相隣関係の今日的課題早稲田大学教授秋山 靖浩
5共有法の基礎理論とその課題早稲田大学准教授山城 一真
6用益物権論と不動産所有権明治大学教授吉井 啓子
コメンテーター一橋大学教授小粥 太郎
立命館大学教授高村 学人
(2)「株式制度の再検討──会社法における基礎的な理論の観点から」
司会者慶應義塾大学教授山本 爲三郎
報告者
1はじめに慶應義塾大学教授山本 爲三郎
2種類株式と属人的定め慶應義塾大学教授高田 晴仁
3株式の譲渡と株主名簿制度立命館大学教授島田 志帆
4「公正な価格」の判断枠組みとマーケット・チェックの意義・射程──オークション理論を手掛かりとして慶應義塾大学教授柳 明昌
5自己株式取得規制緩和の意義慶應義塾大学教授杉田 貴洋
6自己株式取得規制緩和の意義慶應義塾大学教授久保田 安彦
コメンテーター東京大学教授加藤 貴仁
同志社大学教授白井 正和
II 個別報告(10月6日 9時30分~11時40分)
(1)第1部会
「代償請求権と履行不能」千葉大学教授田中 宏治
「一部無効の本質と射程――条項規制場面における当事者意思の意義を中心として」青山学院大学准教授酒巻 修也
(2)第2部会(10時40分~)
「ボランティア活動により受益者にもたらされた損害に対する責任判断の枠組み」亜細亜大学准教授田中 謙一
(3)第3部会
ア「会社法上の開示規制によるコーポレートガバナンスの実効性の確保」西南学院大学教授一ノ澤 直人
「倒産局面にある会社の取締役への規律」北海学園大学専任講師岩淵 重広
III ワークショップ (10月6日 13時30分~16時00分)
A「相続法改正における権利・義務の承継の規律の位置づけと課題」
司会者・報告者神戸大学教授窪田 充見
報告者慶應義塾大学教授水津 太郎
コメンテーター京都大学教授横山 美夏
B「ハードローとソフトローの理論的な研究の促進を目指して──規範の記述的な把握とデータ集積の意義と可能性」
司会者名古屋大学教授横溝 大
報告者大阪大学教授清水 真希子
IV 拡大ワークショップ (10月6日 13時30分~16時00分)
A「所有者不明土地問題と民法」
司会者早稲田大学教授山野目 章夫
報告者同志社大学教授佐久間 毅
報告者慶應義塾大学教授松尾 弘
コメンテーター獨協大学教授小柳 春一郎
B「法学教育改革と“楽しめる”動画教材開発」
司会者立命館大学教授松岡 久和
司会者・報告者獨協大学教授花本 広志
司会者・報告者名古屋学院大学教授加藤 雅信
報告者東北大学教授吉永 一行
報告者桐蔭横浜大学准教授中野 邦保
C「監査の基準の動向と(会計)監査人・監査役等・取締役等」
司会者・報告者筑波大学教授弥永 真生
コメンテーター青山学院大学教授町田 祥弘
D「会社役員の対第三者責任制度の再検討」
司会者中央大学教授大杉 謙一
報告者京都大学准教授髙橋 陽一
V 総会(10月6日 11時40分~12時00分)