日本私法学会第76回(2012年度)大会のお知らせ【10月13日、14日開催】
日本私法学会第76回(2012年度)大会は、下記のとおり開催されることになりましたので、お知らせいたします。
期日:2012年10月13日(土)・14日(日) 場所:法政大学法学部 |
大会会報・資料
第76回大会の会報と資料は以下からダウンロードしてください。
大会次第
I 日本私法学会シンポジウム(10月13日、9時30分~17時) | |||
(1)シンポジウム「不動産賃貸借の現代的課題」 | |||
司会 | 神戸大学教授 | 窪田 充見 | |
早稲田大学教授 | 山野目 章夫 | ||
1 | シンポジウムの趣旨 | 早稲田大学教授 | 山野目 章夫 |
2 | 存続保障の今日的意義 | 早稲田大学教授 | 秋山 靖浩 |
3 | 不動産流動化の要請と賃貸人の地位 | 慶應義塾大学教授 | 松尾 弘 |
4 | 信頼関係破壊法理の機能と展望 | 名古屋大学准教授 | 吉政 知広 |
5 | 賃借人のシルエット―消費者法の視座から | 一橋大学准教授 | 角田 美穂子 |
6 | 不動産賃貸借の現代的課題 | 早稲田大学教授 | 山野目 章夫 |
コメンテーター | 弁護士 琉球大学教授 | 北河 隆之 | |
早稲田大学教授 | 瀬川 信久 | ||
(2)シンポジウム「国際化時代における家族法の課題」 | |||
司会 | 甲南大学教授 | 櫻田 嘉章 | |
中央大学教授 | 高橋 宏志 | ||
1 | 趣旨説明 | 東京大学教授 | 早川 眞一郎 |
2 | 国際結婚に関する三つの問題─国際私法学と民法学との対話のために | 早稲田大学教授 | 道垣内 正人 |
3 | 国際的な子の監護(子の奪取に関するハーグ条約も含む) | 早稲田大学教授 | 棚村 政行 |
4 | 国際的な生殖補助医療と親子関係─代理懐胎について | 東京大学教授 | 早川 眞一郎 |
5 | 国際的な養子縁組─改正法例施行から二〇年 | 南山大学教授 | 青木 清 |
6 | 国際的な後見 | 東北大学教授 | 久保野 恵美子 |
7 | 国際家事事件の手続法と実体法─国際裁判管轄を中心として | 学習院大学教授 | 長谷部 由起子 |
コメンテーター | 明治大学教授 | 青山 善充 | |
弁護士 | 大谷 美紀子 | ||
東京大学教授 | 大村 敦志 | ||
(3)シンポジウム「企業会計法の諸相─規範性と国際性の調和」 | |||
司会 | 九州大学教授 | 西山 芳喜 | |
1 | 総 論 | 九州大学教授 | 西山 芳喜 |
2 | 公正妥当と認められる会計慣行および会計基準 | 広島大学教授 | 片木 晴彦 |
3 | 資本制度・分配規制に関連して | 大阪大学准教授 | 久保 大作 |
4 | 監査制度の課題 | 筑波大学教授 | 弥永 真生 |
5 | 企業会計法と開示規制 | 早稲田大学教授 | 尾崎 安央 |
6 | 税法における配当の概念 | 九州大学教授 | 渡辺 徹也 |
コメンテーター | 東京大学名誉教授 | 斎藤 静樹 | |
一橋大学教授 | 伊藤 邦雄 | ||
II 研究報告 (10月14日、10時~16時10分) | |||
(1)第一部会 | |||
ア | 「両当事者の責めに帰すべき事由による履行不能の効果論に関する一考察」 | 神戸市外国語大学准教授 | 坂口 甲 |
イ | 「契約不履行に基づく損害賠償の理論」 | 三重大学准教授 | 白石 友行 |
ウ | 「死後の事務における故人の意思の尊重と相続法秩序─ドイツにおける本人死亡後の代理に関する議論を手がかりとして」 | 明治学院大学准教授 | 黒田 美亜紀 |
エ | 「医療契約論─その典型的なるもの」 | 西南学院大学教授 | 村山 淳子 |
(2)第二部会 | |||
ア | 「宗教活動による不法行為と宗教法人の責任」 | 東京基督教大学特任教授 | 櫻井 圀郎 |
イ | 「『利用型』侵害利得の構造」 | 香川大学准教授 | 村田 大樹 |
ウ | 「民法七一一条における法益保護の構造」 | 専修大学専任講師 | 大澤 逸平 |
エ | 「抵当権の本質論について」 | 千葉大学准教授 | 鳥山 泰志 |
(3)第三部会 | |||
ア | 「適合性原則に関する基礎的考察」 | 徳島大学准教授 | 王 冷然 |
イ | 「投資市場における責任配分法理」 | 姫路獨協大学講師 | 永田 泰士 |
ウ | 「サービス付き高齢者向け住宅における居住の保障と法的課題─高齢者専用賃貸住宅等における契約書等に関する実態調査結果をてがかりとして」 | 日本大学准教授 | 矢田 尚子 |
エ | 「パートナーシップ型事業体の法理論─アメリカの議論を参考にして」 | 信州大学准教授 | 井上 能孝 |
(4)第四部会 | |||
ア | 「株式買取請求権の構造と買取価格算定の考慮要素」 | 神戸大学准教授 | 飯田 秀総 |
イ | 「定款自治の拡大と限界─フランス簡易株式組織会社の社員権を中心として」 | 佐賀大学准教授 | 小西 みも恵 |
ウ | 「少数派株主の締出し取引における外部機関の意見について─フェアネス・オピニオンの意義と問題点の検討を中心に」 | 金沢大学准教授 | 永江 亘 |
エ | 「株主平等の原則の機能と判断構造の検討」 | 京都大学准教授 | 山下 徹哉 |
III ワークショップ (10月14日、昼食後~) | |||
A「詐害的な行為に対する私法上の法規制─一般法理としての「フロード(fraude)」法理の意義」 | |||
司会者・報告者 | 慶應義塾大学教授 | 片山 直也 | |
報告者 | 慶應義塾大学助教 | 髙 秀成 | |
B「巨大リスクに対する私法的アプローチ ─同時多発テロが提起した問題」 | |||
報告者 | 神戸大学准教授 | 榊 素寛 | |
IV 総会(10月14日、午後12時15分~12時30分) |