日本私法学会第88回(2025年度)大会のお知らせ【10月11日、12日開催】
日本私法学会第88回(2025年度)大会は、下記のとおり開催されることとなりましたので、お知らせいたします。
2025年10月11日(土)・12日(日) 場所:明治学院大学白金キャンパス (〒108−8636 東京都港区白金台1-2-37) |
現地参加のほか、現地参加のほか、通常ワークショップおよび総会を除いてオンライン視聴をすることができます。オンライン視聴をされる方からの質問等は、予定しておりません。
非会員の方も、聴講料2000円をお支払いいただくことにより、聴講をすることができます
(ただし、人数に制限がございます。また、聴講料は、学会支援機構の決済システムによって、事前にお支払いいただきます)。
会員の方、非会員の方ともに、現地参加をされるか、オンライン視聴をされるかにかかわらず、かならず、2025年10月7日(火)正午までに、事前参加登録ページから事前参加登録をしてください。非会員の方は、あわせて聴講料決済もしてください。詳細については、会員の方は会報を、非会員の方は聴講の手続を、それぞれご覧ください。
大会会報・資料
日本私法学会第88回(2025年度)大会についての大会会報(大会プログラム)、大会資料および聴講の手続は、以下からダウンロードしてください。
事前参加登録ページおよび大会特設ページへのリンク
● | 事前参加登録ページ(会員用) |
こちらをクリック | |
● | 事前参加登録ページ(非会員用) |
こちらをクリック | |
聴講料は、学会支援機構の決済システムによって、お支払いいただきます(クレジットカード決済のみ可)。事前参加登録後、画面の指示に従って、ただちに聴講料決済の手続にお進みください。領収書は、聴講料決済完了時の自動配信メールに付属しております。 | |
● | 大会特設ページ(会員・非会員共通) |
こちらをクリック または、本ウェブサイトのページの右上(スマホ版では左上MENUアイコンをクリックして出るメニューの一番下)をクリックしてください。 | |
大会特設ページには、報告資料(レジュメ)、オンライン視聴用のURLなど、本年度大会に関する資料・情報が掲載されます。 大会特設ページへのアクセスには、パスワードが必要です。パスワードは、会員の方には事前参加登録時の自動配信メールにより、非会員の方には事前参加登録後の聴講料決済完了時の自動配信メールにより、それぞれ通知されます。 事前参加登録や聴講料の決済を済ませてから、大会特設ページにアクセスしてください。また、本年度大会より、シンポジウム予稿抜刷も郵送しておりませんので、大会特設ページに掲載されている電子ファイルをご利用ください。 |
大会次第
1 個別報告(10月11日 10時~17時) | |||
(1) 第1部会 | |||
ア | 「物権としての地役権の特性――19世紀フランス物権法理論とその継受の視点から――」 | 東洋大学専任講師 | 柴田 彬史 |
イ | 「譲渡担保における「物権の分属」の意義」 | 千葉大学准教授 | 鶴ヶ野 翔麻 |
ウ | 「法的処分論の再構成序説」 | 新潟大学准教授 | 林 滉起 |
(2)第2部会 | |||
ア | 「錯誤とリスク負担」 | 武蔵野大学教授 | 古谷 英恵 |
イ | 「差別禁止・平等処遇の理念と民法の関わり」 | 白鷗大学准教授 | 茂木 明奈 |
ウ | 「複数の契約の法的影響関係に関する基礎的考察――契約の相互依存関係をめぐるフランス法との比較法的検討を通して――」 | 岡山大学専任講師 | 渡邊 貴 |
(3)第3部会 | |||
ア | 「私人を当事者とする名誉侵害の不法行為の成否の判断枠組に関する一考察」 | 創価大学准教授・弁護士 | 土平 英俊 |
イ | 「会計不正と会社法――計算書類承認決議の有効性を中心に――」 | 国士舘大学准教授 | 大島 一輝 |
2 ワークショップ(10月11日 昼食後~) | |||
A「違憲判決をうけて民法はどう変わるか――同性カップルをめぐる立法論・解釈論の可能性――」 | |||
司会者 | 青山学院大学教授 | 大島 梨沙 | |
報告者 | 明治大学教授 | 渡邉 泰彦 | |
B「サステナビリティにかかる企業の取り組みと取締役の責任」 | |||
司会者 | 慶應義塾大学教授 | 久保田 安彦 | |
報告者 | 東京大学教授 | 松井 智予 | |
コメンテーター | 立命館大学教授 | 山田 泰弘 | |
3 拡大ワークショップ(10月11日 A13時20分~15時50分/B14時20分〜16時50分) | |||
A「成年後見法理論の現状と展望」 | |||
司会者・報告者 | 早稲田大学教授 | 山城 一真 | |
報告者 | 一橋大学准教授 | 石綿 はる美 | |
報告者 | 早稲田大学教授 | 橋本 有生 | |
コメンテーター | 新潟大学教授 | 上山 泰 | |
コメンテーター | 京都大学教授 | 木村 敦子 | |
B「実質株主確認制度の目指すものと在るべき制度設計」 | |||
司会者・報告者 | 早稲田大学教授 | 中村 信男 | |
報告者 | 立命館大学教授 | 清水 円香 | |
報告者 | 東北学院大学准教授 | 内藤 裕貴 | |
4 日本私法学会シンポジウム(10月12日 9時30分~17時) | |||
(1)「仮想空間における人と物:デジタル資産とアバターの法」 | |||
司 会 | 東京大学名誉教授 | 神田 秀樹 | |
北海道大学教授 | 曽野 裕夫 | ||
報 告 | |||
総論 | 学習院大学教授 | 小塚 荘一郎 | |
1 | アバターと人の法 | 上智大学教授 | 白石 友行 |
2 | 仮想空間における法人格 | 学習院大学教授 | 小塚 荘一郎 |
3 | デジタル技術の進展と民事法の応答――金融分野における議論を素材として | 東京大学教授 | 加毛 明 |
4 | 資産のトークン化の意義と課題 | 東京大学教授 | 加藤 貴仁 |
5 | 国際機関による私法ルール形成と仮想空間への応用可能性 | 中央大学教授 | 原 恵美 |
コメンテーター | 東京大学名誉教授 | 能見 善久 | |
KDDI株式会社 | 川本 大功 | ||
* 各報告については、大会特設ページ掲載の資料(NBL1296号抜刷)をご参照ください。 | |||
(2)「民法(債権関係)改正後の民法学」 | |||
司 会 | 東京大学教授 | 森田 宏樹 | |
早稲田大学教授 | 三枝 健治 | ||
報 告 | |||
1 | 総論――「民法(債権関係)改正後の民法学」の企画趣旨と問題提起 | 慶應義塾大学教授 | 丸山 絵美子 |
2 | 意思表示の瑕疵の体系――意思の欠缺と瑕疵ある意思表示との区別について | 東京大学教授 | 水津 太郎 |
3 | 売買における目的物の特定と代物請求 | 神戸大学教授 | 田中 洋 |
4 | 相殺の対抗の解釈論とその方法論 | 慶應義塾大学准教授 | 岩川 隆嗣 |
5 | 役務提供型契約における損害賠償を伴う任意解除規定の解釈 | 慶應義塾大学教授 | 丸山 絵美子 |
6 | 連帯債務と債務発生原因 | 京都大学教授 | 西内 康人 |
7 | 定型約款規定の意義と解釈 | 名古屋大学教授 | 松田 貴文 |
8 | 補論:民法解釈学に関するノート | 京都大学教授 | 西内 康人 |
コメンテーター | 早稲田大学教授 | 山本 敬三 | |
一橋大学教授 | 得津 晶 | ||
* 各報告については、大会特設ページ掲載の資料(NBL1298号抜刷)をご参照ください。 | |||
5 総会(10月12日 12時20分~12時40分) |
* | 本年度大会の総会は、現地参加のみをすることができます。オンライン視聴をすることはできませんので、ご注意ください。 |